トップ / 腸内環境に良い成分について

腸内環境とアトピー

腸内環境に良い成分について

イヌリンとニンニクの効果は

アトピーの改善には善玉菌を増やすことが重要なのですが、単に乳酸菌やビフィズス菌を摂っただけでは、うまく増やすことは出来ません。
善玉菌を増やすためには、エサになるオリゴ糖のような成分が必要となるのです。

そこでイヌリン食物繊維の出番です。
イヌリンはオリゴ糖と同じ多糖類です。
摂取したイヌリンは消化管で分解吸収されないため、そのまま腸に運ばれることになります。
イヌリンの一部は腸内でフラクトオリゴ糖に分解されます。
このフラクトオリゴ糖が善玉菌のエサになるのです。

このイヌリンは水溶性食物繊維ですので、腸内で水分を吸収するとゲル化して腸のぜん動運動を促すことで便の流れをスムーズにします。
その時に、糖質や塩分、脂質、有害物質を吸着して体外に排出しますので、腸内をデトックスする効果も期待できます。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収も促進させます。
イヌリンひとつでオリゴ糖と食物繊維と腸に必要な二つの要素を兼ね備えているのです。
デメリットとして挙げられるのは、イヌリンは腸で発酵しガスを発生させるため、大量摂取するとお腹が張る感じがしたり、おならが出やすくなる可能性があるということです。摂取の目安は一日5gから15gです。

イヌリンを含む食品は菊芋、チコリ、ごぼう、ニラ、玉ねぎ、小麦、アスパラなどがあります。
食べ物にはあまり多く含まれないので、効率的に摂るには粉末のイヌリンもおすすめです。

<ニンニクがアトピー改善に良い理由とは>

ニンニクにもイヌリンは含まれますが、イヌリンの効能の他にもアトピーに嬉しい効果があります。
ニンニクの成分であるアリシンはビフィズス菌の増加を助けます。
アリシンはイオウ化合物の一種で、にんにくの主成分です。

ニンニクにはこのアリシンの素であるアリインという成分が含まれており、切ったりすりおろすことでアリインが壊れて、アリナーゼという酵素と反応することでアリシンが発生します。

アリシンには強力な抗菌、殺菌力があります。
この殺菌効果により悪玉菌を排除することができ、なおかつ刺激性により腸を刺激してぜん動運動を活発にします。
腸の働きが活発になれば便秘や下痢も改善され、腸内環境が整っていきます。

ただ強力な殺菌力のため、食べすぎることで腸内の悪玉菌だけではなくビフィズス菌などの善玉菌も殺してしまいます。
ニンニクは食べすぎに注意して、一日一片程度を目安にして下さい。

食物繊維は水溶性食物繊維、かつ善玉菌のエサになる優れた栄養素です。
さらにニンニクは悪玉菌を殺菌する効果や腸のぜん動運動を助ける効果もあるので、アトピーの改善に期待ができますね。